才能が、届く仕組みを

「あの人だけ」が持つ技術や知恵の多くは、本人すら気づかぬまま、日々の仕事の中で発揮されています。

組織の知識の大半は、そうした無意識の成功パターンとして眠っています。

AIがその暗黙知を掘り起こし、構造化・言語化することで、再現性のある知へと変えていきます。

ソリューション

データ入力から現場活用までを可視化し、再現可能なナレッジを構築します。

🧭 こんな悩みをお持ちの方へ

1. AI導入したいが運用までたどり着かない

  • ナレッジが点在・属人化している。
  • AIに見せていい情報/ダメな情報が曖昧で心理的ハードルがある。
  • 個人レベルでは成功事例はあるが、会社として展開できていない。

2. 暗黙知が人に依存している

  • 成果を生む人の判断や工夫が形式知化されず、属人的に留まる。
  • ドキュメントを探しても必要な文脈に辿り着けず、知識が断絶。
  • 再現できる仕組みがないため、組織としての成長が頭打ちになる。

💡 ソリューション(解決策)

① 暗黙知の「見える化」

  • 社内に眠る知識をAIが解析し、テーマ軸で構造化されたデータに変換。
  • 資料・報告書・チャットログから文脈と関連性を抽出し、自動で紐づけ。
  • 類似事例や対比ケースを提示し、発想の広がりと意思決定の質を底上げ。

② 暗黙知の「再現」

  • 成功パターンをステップ化し、誰でも実行できるテンプレートとして提供。
  • レポート・提案書・戦略立案を、過去の勝ち筋を踏まえた生成AIで支援。
  • 現場のフィードバックを学習ループに組み込み、再現性を継続的に向上。
データを取り込み、整理・学習し、現場で再利用するまでのプロセスを一筆書きでつなげます。
  1. IN

    データ入力

    社内資料・報告書・チャットログなど既存資産を自動収集。フォーマット差異を吸収し、AIが扱える状態に整えます。

  2. MAP

    知識マッピング

    プロジェクトやテーマごとに文脈をタグ付け。意思決定の背景や成功要因を構造化し、検索・比較を滑らかにします。

  3. LEARN

    成功パターン抽出

    人の判断をAIが抽出しテンプレート化。レポート雛形や判断チェックリストとして設計し直します。

  4. USE

    業務活用

    提案書・戦略立案・レポート作成を成功事例ベースで支援。フィードバックを再学習させ、組織全体で知が循環します。

会社概要

📄 基本情報

会社名
株式会社Benten
所在地
〒370-0849 群馬県高崎市八島町82-11-406
代表者
青野 紳三郎
事業内容
AI関連ソフトウェアの企画・開発・導入支援
資本金
400万円

👤 代表者プロフィール

青野 紳三郎

経歴・専門領域

2014年にGoogle株式会社へ入社。アジア太平洋エリアのShoppingプロダクトにおけるビジネス推進責任者として成長戦略を牽引。

その後、リテールデータを扱う株式会社フェズに参画し、国内最大級の購買データベースを基盤とするUrumoプラットフォームの立ち上げと構築を主導。執行役員開発本部長としてデータ基盤・データサイエンス・Webプロダクト開発を管掌。

データ分析・活用アルゴリズム領域で3件の特許技術を発明。

MESSAGE

誰かのセンスが、生きる場所をつくりたい。

私は将棋の家系に育ち、幼い頃から「人間の才能」と「機械の力」の対比を間近で見てきました。2017年、AIが名人を破りましたが、それでも将棋は衰退しませんでした。人々が求めているのは、確率の高い最適解ではなく、“人にしか打てない一手”だと思っています。

興味深いのは、機械もまたその“人にしか打てない一手”から学び、強くなってきたということです。人間の感性が生み出した新しい選択がデータとなり、AIを進化させている。つまり、人間が感性を磨けば、機械もその後を追い、より豊かな知の体系を築いていく。この往復こそが、これからの進化の原動力です。

そして同じ構造は、あらゆる創造の現場にもあります。エンジニアの設計、教師の言葉選び、営業の間の取り方——日常の中の“人にしか生み出せない一手”が、組織や社会の価値を生み出しています。しかし、その感性が共有され、認められる仕組みはいまだ存在していません。

最大の壁は、自分の中にあるその感性の輪郭を、自分で見出せないこと。自分のセンスは、自分にとって“あまりに自然”で、“当たり前すぎる”ために気づけないのです。だからこそ、他者のまなざしや、感性を可視化する仕組みが必要です。

私たちは、新しい人間の感性による意志をどう磨き、どう社会に還元していくかにこそ、次の時代の可能性があると信じています。AIが「正解」を見つける時代だからこそ、人は“意志ある選択”を生み出す存在として進化できる。その往復の中で、人間も、機械も、共に強くなっていくのです。

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